固定費を削減する優先順位【新社会人が実践した順番とやり方一覧】

家計管理

「固定費を削れ」とよく言われますが、どこから手をつければいいか迷いませんか?

家賃を下げようとしても、今すぐ引越しはできないし、電気代を節約しようとしても毎日こまめに消すのは続かない。

実は固定費削減には「削りやすさと効果」で決まる優先順位があります。この記事では私が実際にやった順番と方法を全部まとめました。

この記事を読むとわかること

  • 固定費削減をどの順番で進めるべきか
  • 各項目の具体的なやり方と節約額の目安
  • 手取り18万円の新社会人が実際にやったこと

まず知っておこう|固定費削減は「順番」が大事な理由

固定費削減を全部同時にやろうとすると、手間がかかりすぎて途中で止まります。

大切なのは「簡単なものから順番に」やること。1つ終わるたびに毎月の支出が自動で減るので、モチベーションも続きます。

おすすめの優先順位はこの5ステップです。

優先度項目月の節約額目安難易度
1位サブスク整理1,000〜5,000円★☆☆
2位通信費(スマホ+Wi-Fi)3,000〜10,000円★★☆
3位保険の見直し3,000〜10,000円★★☆
4位水道光熱費1,000〜3,000円★★★
5位家賃10,000〜50,000円★★★

STEP1|サブスクの整理(難易度★☆☆)

一番最初にやるべきはサブスクの整理です。解約ボタンを押すだけで終わり、難しい手続きは一切不要です。

使っていないサブスクを今すぐ洗い出す

「なんとなく入ったまま放置」が一番もったいない。月500〜1,000円でも年間にすると6,000〜12,000円です。

チェックすべきサブスクの例:

  • 動画配信(Netflix・Hulu・Disney+・Prime Video)
  • 音楽(Spotify・Apple Music)
  • クラウドストレージ(iCloud・Google One)
  • ゲーム(Nintendo Switch Online・PS Plus)
  • 雑誌・書籍(楽天マガジン・Kindle Unlimited)
  • フィットネス・アプリ系

マネーフォワードMEで「何にいくら払っているか」を可視化する

サブスクの把握に一番便利なのがマネーフォワードMEです。クレカや銀行口座を連携するだけで、毎月どこに何円払っているかが自動で一覧表示されます。

「いつの間にか引き落とされていた」サブスクが見つかることも多いので、まずここから始めましょう。

STEP2|通信費の見直し(難易度★★☆)

サブスク整理が終わったら、次は通信費です。スマホと自宅Wi-Fiをセットで見直すことで、月5,000〜10,000円の節約になる可能性があります。

スマホは格安SIMに切り替える

大手キャリア(docomo・au・SoftBank)をそのまま使っていると、月7,000〜10,000円かかることも珍しくありません。格安SIMに変えるだけで月3,000〜5,000円、年間で36,000〜60,000円の差が出ます。

私が実際に使っているのは楽天モバイルです。

楽天モバイルの場合、月3GBまでなら月額1,078円。それ以上使っても月額3,278円が上限で、それより高くなることはありません。しかも楽天経済圏(楽天カード・楽天銀行など)をまとめて使っていると、楽天ポイントがザクザク貯まります。

手続きはオンラインで完結し、申し込みから開通まで約30分〜1時間程度。電話番号もそのまま引き継げるのでデメリットはほぼありません。

格安SIMの主な選択肢:

サービス月額の目安特徴
楽天モバイル1,078円〜3,278円楽天経済圏と相性◎(筆者利用中)
ahamo(docomo系)2,970円大手の安定感+20GB
LINEMO(SoftBank系)990円〜2,728円LINEギガノーカウント
povo(au系)0円〜2,728円基本料0円、必要な時だけトッピング
日本通信SIM290円〜とにかく安さ重視、少量利用に最適
mineo250円〜3キャリア対応、パケット融通が可能
HISモバイル290円〜超低容量プランあり、海外利用にも対応

自宅Wi-Fiはテザリングで代替できる

「スマホは格安SIMにしたけど、自宅のWi-Fiはどうする?」という問題があります。

結論から言うと、ゲームをガンガンやるわけでなければ、スマホのテザリングで十分です。YouTubeやNetflixを見る程度なら、テザリングで普通に快適に使えます。

自宅Wi-Fiを契約すると月3,000〜5,000円かかります。楽天モバイルならデータ無制限プランが月3,278円なので、Wi-Fiと合わせると月6,000〜8,000円になるところ、テザリングに切り替えれば月3,278円だけで済みます。

どうしてもWi-Fiが必要な場合や、複数人で使いたい場合のおすすめ:

サービス月額の目安特徴
マネーフォワード光3,520円〜マネーフォワードMEユーザーと相性◎
@スマート光3,520円〜月額固定で安定、工事費実質無料キャンペーンあり

持ち家でなく賃貸一人暮らしなら、まずテザリングを試してみて、不便を感じたらWi-Fiを引く判断で十分です。

STEP3|保険の見直し(難易度★★☆)

通信費の次は保険です。新社会人・独身の場合、払っている保険料のほとんどが無駄になっている可能性があります。

新卒・独身に生命保険はいらない

生命保険は「自分が死んだときに、残された家族が困らないようにするもの」です。扶養している家族がいない独身の場合、死亡しても生活に困る人がいません。生命保険は不要です。

医療保険も新社会人には不要

社会保険に加入していれば高額療養費制度が使えます。どんなに医療費がかかっても、1か月の自己負担額はおおよそ8〜10万円が上限(所得によって異なります)。民間の医療保険に月3,000〜5,000円払い続けるよりも、貯蓄で備えたほうがコスパは圧倒的に高いです。

本当に必要な保険は「自動車保険」と「火災保険」

自動車保険(任意保険):交通事故は賠償額が億単位になることもあります。強制加入の自賠責保険だけでは補償が足りないため、任意保険は必須です。

火災保険:賃貸の場合、火災や水漏れを起こしてしまうと損害賠償を求められることがあります。賃貸の入居時に加入を求められることがほとんどですが、割高なプランを押し付けられているケースもあるため、内容を確認しましょう。

保険の種類判断理由
生命保険不要独身・扶養なしなら必要なし
医療保険不要高額療養費制度で対応可
がん保険不要同上
自動車保険必要事故の賠償リスクが大きい
火災保険必要賠償リスク+賃貸入居条件

STEP4|水道光熱費の削減(難易度★★★)

水道光熱費は工夫次第で削減できますが、正直なところ一人暮らしで削れる金額はそこまで大きくありません。サブスク・通信費・保険を終えてから取り組めば十分です。

電力会社の切り替え

新電力各社に切り替えることで、年間5,000〜15,000円程度の節約になる場合があります。手続きはオンラインで完結し、工事は不要です。ただし、近年は新電力の料金が大手に近づいているケースもあるため、見積もりを比較してから判断しましょう。

毎日の節電・節水は過信しない

こまめに電気を消したり、シャワーを短くしたりする努力は大切ですが、月数百円レベルの効果です。先に固定費を削ったほうがはるかにコスパがいいことは覚えておきましょう。

STEP5|家賃の最適化(難易度★★★)

固定費の中で圧倒的に金額が大きいのが家賃です。しかし今すぐ引越しするのは現実的ではないため、「次の更新タイミング」や「次に引越すとき」に意識する項目として捉えましょう。

「手取りの30%以内」は払える金額であって、適切とは限らない

よく「家賃は手取りの25〜30%以内に抑えるべき」と言われます。手取り18万円なら4.5〜5.4万円が目安という計算です。

ただ、これは「払える上限の目安」を示しているだけで、それが適切な金額というわけではありません。たとえば家賃3万円の物件に住めるなら、それに越したことはないです。「みんな5万円くらいが普通だから」という感覚で家賃を上げるのはもったいない。安く抑えられるなら、その分を貯蓄や投資に回したほうが将来的な自由度は格段に上がります。

会社の家賃補助・借り上げ社宅は最大限活用する

会社に借り上げ社宅制度や家賃補助がある場合、これは絶対に活用すべきです。私の会社では借り上げ社宅制度があり、家賃の大部分を会社が負担してくれています。この制度があるかどうかで、毎月の支出が数万円単位で変わります。入社前・入社直後に必ず確認しておきましょう。

次の引越し時に意識すること

  • 家賃は手取りの20〜25%以内を目標に(30%はあくまで上限)
  • 築年数が古くても内装がきれいなリノベ物件を狙う
  • 駅から少し離れるだけで家賃が大幅に下がることが多い
  • 管理費・共益費込みで考える(本体家賃だけで比較しない)

まとめ|固定費削減の優先順位ふりかえり

固定費削減は一気にやろうとするのではなく、簡単なものから順番に片付けるのがコツです。

  1. サブスク整理:今すぐできる、解約ボタンを押すだけ
  2. 通信費:格安SIM+テザリングで月5,000〜10,000円削減
  3. 保険:独身・新社会人は生命保険・医療保険は不要
  4. 水道光熱費:電力会社の切り替えで年間数千円〜1万円
  5. 家賃:引越しのタイミングで意識、補助制度は必ず活用

この3つだけで月1万円以上の削減も現実的です。

固定費が整ったら、次のステップは節約したお金を「先取り貯蓄」で自動的に貯める仕組みを作ることです。
→ 【内部リンク:先取り貯蓄を自動化する方法】

この記事が参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました